朝から大雨の沖縄。
気候はだいぶ暖かくなってきましたが、スッキリしない天気が続く今日このごろ。
でもそんなモヤモヤを吹き飛ばす、元気な子供たちがDojoに参加してくれました。
初めて参加する子が約半数を占めたこの日、はじめてで未だやりたいことが分からない子たちは、CoderDojo Japan出版の「Scratch でつくる! たのしむ! プログラミング道場」を参考にプログラミングにチャレンジ。
1年生から5年生までの子たちが、書籍の手順に沿いながらネコとリンゴを画面上動かして、接触するとセリフを発する、というところまでを一緒に作っていきました。
そしてその後は、子供たちの柔軟性や進化速度に驚くフェーズです。(笑)
一旦基本操作と概念を掴んだ子供たちは、その後はそれぞれ自由な発想でオリジナルの動きや画像を加え始めます。
虫を大量に増やしてみる子、
怪獣・悪者系スプライトを増やして、これからネコと彼らの闘いゲームへ続くであろう、次のストーリー展開を感じさせる子、
ファンタジーな背景に可愛らしい動物たちをのせて、独特の世界観を感じさせる子。
同じような画面や動きに見えても、子供たちの説明を聞いていくと、それぞれの中に独自の世界観が広がっていることが分かってきます。
先月から参加している、小学校2年生にしてScratchを自在に使いこなす子は、Scratchで作ったMinecraftの実況アニメーションを披露。
テキストを音声ファイルに変換する「棒読みちゃん」というソフトウェアを使って、独自のナレーションを作成。文章も独特のリズムや表現があって面白いですね。ぜひご覧下さい!!
Minecraft組は先週から引き続き、Blenderへ組み込む舞台作りと、ネコを大量に囲う(笑)施設建設に励んでいました。毎度写真を忘れてしまいますが、毎回とても楽しいプレゼンテーションを見せてくれるメンバーです。
そして、ロボットを希望する子は、DAISEN社のロボットプログラミングキットを使ったロボットプログラミングにチャレンジ!!
C言語ベースのビジュアルプログラミングですが、わずか2時間足らずで一通りの動作を行えるほど理解していました。次回は全国大会へ遠征する先輩たちのロボットと試合かな?
午後は、今月末に迫ったロボカップジュニア全国大会に向けた特訓を開始。
先週末、秋葉原のロボットセンターで入手した部品で、本番用のロボットを組み立てプログラミング。
大会が終わって、ロボット作りとプログラミングの手順が整理できたら、ロボットも増やして多くの子たちが体験できる場を提供したいと思います。
ロボカップジュニア全国大会を終えるまでは「ScratchでMinecraftプログラミング」の環境と手順整備も中々進みそうもなく、倉庫で眠るPepperの登場も未だ先になりそうです。
少しづつの歩みになってしまいそうですが、多くの子供たちがICTを活用した学びに触れ、関心のある分野を深めていく場作りを継続していきたいと考えています。
次回は3月10日(土)開催。
多くの子供たちの参加をお待ちしています。