第10回CoderDojo Ginowan開催しました!!

第10回のDojoでは、ロボットプログラミング、Minecraft+Scratchプログラミング、そして先週から引き続きBlenderを使ったアニメーション作りにそれぞれ取り組みました。


この日は久々にロボットサッカーコースをセッティング。

明日に迫ったロボカップジュニアに出場する2選手は、大会に向けた準備を行いました。

今回参加するビギナーズクラスでは、この赤いロボットを使ってサッカーの試合を行うのですが、初心レベルの2人には乗り越えなければならない課題が満載。

ボールをどうトレースしていくか、左右にボールがズレた場合に、ボールを検知してどう体制を立て直していくのか、自ゴール判定をどう実現するか、などなど、ボールをただ追いかけることを実現するだけでも頭をかかえてしまいます。

モノを動かすプログラミングは、机上の理論だけでなく、物理的な制約をうまくクリアしていく為の工夫が必要になるため難易度がグッと上がります。ひたすらトライアンド・エラーを繰り返して最適なプログラムロジックとロボットの形を見付けていくしかありません。取り組む時間とそこで得る経験がより顕著に結果につながる世界ですね。まだそこが浅い2人にとって明日は他のチームのロボットを勉強する場となりそうですが、こうした取り組みがロボットをハードウェア的に強化したり、自分なりにプログラムに工夫をこらしたり、といったモノづくりマインドの高まりにつながればいいなと思っています。


Blenderに先週から取り組んでいる子は、先輩の指導を受けながら、Minecraftのキャラクタースキンを取り込んだアニメーション作りにチャレンジ。

前提知識が無いと中々難易度の高いソフトウェアですが、子どもたちはサンプルや動画を参考にどんどん習得していきます。まさに「好きこそものの上手なれ」。寒くて朝寝坊して、寝癖がついたままの頭で試行錯誤です(笑)

 

Blenderに取り組んでいるのは2人の子たち。まだ製作途中ですが、どんな作品に仕上がるのかとても楽しみです。

DojoでBlenderの基本操作を学ぶために準備しているのは「はじめよう!作りながら楽しく覚えるBlender」という書籍。Kindle版もあり、基本操作から簡単なアニメーションの作り方まで分かりやすく解説されているのでオススメです。


そして今日はじめての参加ながら、ただならぬクリエイティブセンスを見せつけてくれた子もいました。

リミックスプロジェクトが多く含まれているとのことでしたが、Scratchプロジェクト数が700オーバー。

棒人間がひたすら闘ったり、ネコが延々と出荷されたり、本当に楽しいScratchアニメーションを紹介してくれました。

好奇心が溢れ出て止まらない、そんな2年生でした。

(相変わらず写真や動画撮影を忘れがちで、たいした紹介ができないのが残念ですが・・・スミマセン(汗)

そんな彼が初Dojoで取り組んだのは、MinecraftをScratchでプログラミング!!

どんなプログラムができあがったかは、次回またご紹介したいと思います。

今回取り組んだのは、Raspberry Jam ModというMinecraftの機能を拡張する「Mod(モッド)」というソフトウェアを使ったプログラミング。これを組み込むことで、ScratchからMinecraftの世界をプログラミングすることができます。以前から紹介しているRaspberryPiというミニコンピュータを使ったScratch2MCPIという仕組みを使ったものです。

チュートリアルとして利用したのは学研さんが出している「たのしいプログラミング!: マイクラキッズのための超入門」という書籍。プログラミングするための環境設定からサンプルプログラミングまで丁寧に解説されていて分かり易い本です。

この手順は後ほど、Scratch2MCPIを活用したプログラミングと合わせて紹介していきますので少々お待ち下さい。

ScratchとMinecraftをつないで、こうプログラミングすると、

こんなふうに自動でブロックが積み上がったりします。

AIに負けない!キッズ・プログラミング教室」さんのサイトで紹介されているサンプルをダウンロードして実行してみると、

 

おおっ( ̄□ ̄;)日本の城が!!

これは楽しいかも。

創造力豊かな子供たちが、こうしたツールを使ってどんなものを作り出してくるか本当に楽しみですね。

次回は2月10日(土)に開催予定。また多くの子供たちの参加をお待ちしています!

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